何が食べたい? 「餃子とシチュー」 夫のリクエストです。
そういえば久しぶりの餃子。
最近は餃子の具を包まないで、そのままでっかい円盤状にして焼き、蒸したキャベツに包んで、義母直伝の特製餃子のたれで食べていたからです。
お、重い。山王堂の久慈砂鉄すき焼き鍋が重い。だけどうちの餃子はこの鍋で焼いてこそ。
蒸すときの蒸気は機関車のごとし、蓄熱の保持が半端ない。
サッポロビールで乾杯 次はお年賀の焼酎「黒霧島 EX」を開ける。
いやぁ~芳醇に醸された芋焼酎です。EXにふさわしい。
芋の洗練された香りと旨みのみが凝縮され、雑味はない。
芋ブランデーの如し。
24個一度に焼き、副菜はポテトサラダすこ~しと千切りキャベツ、葉物野菜。
餃子を包みながら皮が厚いかな?と思いきや、自分で作った皮の味に近い。
おいしいおいしい、ほんとうに最高だねといいながらの餃子ディナー。
翌日昼ごはん 餃子定食
中華料理店みたいな餃子定食じゃなくて、うちらしい餃子定食。
卵スープにザーサイ、ではなくて、卵かけごはんに赤出汁のお味噌汁、控えめにキムチも並べる。
・三分搗き米 ・生たまご
・蕗の薹の醤油麹和え
・焼き海女海苔と春菊の赤だし ・白菜キムチ
・はちわれFサラダミックスとミニトマトのサラダ~練り胡麻ドレッシング
羽つきじゃないし 両面焼いて蒸す焼き方は46年間変わらず
卵かけごはんに蕗の薹の醤油麹和えをのせて食べる、 これがうまいんだわ。
昨年作った冷凍ものだから、そろそろ食べ切らなきゃ。
やっぱり二人しておいしいねぇ、ほんっとおいしいよねぇと言いながらのお昼ごはんでした。
ほぼ同時進行で仕込んでいたビーフシチュー
ビーフを香味野菜、ハーブ、赤ワインで一晩マリネ。
照明のせいでカレー?っぽい色に見えるけど、ビーフシチューです。
マッシュルーム浮き~の、ビーフ沈み~の、の画像。
餃子定食がお昼ごはん!の夜は ビーフシチュー
冷めるのが嫌いなので(夫)熱々じゃなきゃなので洋スープ皿は使わず、もう46年間、井戸茶碗か大ぶりなお抹茶茶碗で汁物を食べるのが、うち流。シチューといえども井戸茶碗です。
夫は42年前に奈良で買った韓国の手作り匙を必ず使う。
さてと お酒はなににしよう?
開いているブランデーがなく、これだという赤ワインもない。
さーてどうしよと思っていた矢先に、買い置きのジョージアワインを私の不注意で倒す。
あらあら陶器の上の側面がカパンと少し割れて、100㎖ぐらいこぼれちゃったよ。
グルジア料理作って飲むつもりだったけど・・・デカンタに入れ替えて今宵のワインとなる。
サペラヴィ ジョージア
(↑ 2020年お正月の写真)
しぶいねーーなダンディな赤 合うかな? おお!最高のマリアージュです。
「まさに怪我の功名だね。今夜飲めてよかったね」と夫。
ほんま、その通り。
ビーフシチューを食べ、ワインを飲む。ああ、最高だね。
お互いに尊敬して、うまく引き立て合ったマリアージュです。
赤ワインとビーフシチューがあれば、あとはバゲットと野菜サラダで十分。
時間かかっても、やはり食べたときのおいしさと感動があるから、ちゃんと作る。
次の日のお昼ごはん
夫は焼きビーフシチューっぽい一品 私はビーフシチューパン
バルサミコ酢でちょっと甘酸っぱいサラダにする。
門司港焼きカレーのビーフシチュー版です。
こうすると最後まで熱々のシチューとライスが食べられるからね。
バゲットをくりぬいて 私はビーフシチューパン
パルミジャーノ・レッジャーノを削って仕上げる。
箱根・宮ノ下の渡邊ベーカリーの温泉シチューパンが懐かしいな。
元旦から立春までは 時の流れの速いこと! あらもう小正月
象彦の丸盆に江戸後期から明治の器をちょこちょこ。
晴れていてもやっぱり冬 寒い日のご馳走コトコト 和風ポトフ
昆布、実山椒、ハーブ、干し椎茸、カリカリベーコン。
冬の滋味野菜とミニトマト、炒め玉葱を STAUB鍋でコトコト。
ほっこり@うち時間。
アンネ=ゾフィ・ムター Anne-Sophie Mutter のヴァイオリン演奏はやっぱりすごいぞ!
2019年高松宮殿下記念世界文化賞、音楽部門での受賞は知っていたけれど、ここ10年ぐらい演奏は聴いていませんでした。
ルチアーノ★★★さんのブログで紹介されていた動画を視聴して、雷に打たれたようなショックを受ける!
13歳で名匠ヘルベルト・フォン・カラヤンに見出され、多彩な音色、完璧な技巧、卓越した表現力、豊かな音楽性の全てを兼ね備えた演奏で、グラミー賞4回受賞の「ヴァイオリンの女王」アンネ=ゾフィ―・ムター。
(画像お借りしました)
ヴァイオリン アンネ=ゾフィー・ムター
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン
ベルリンフィルハーモニー 1987(室内楽ホール)
(33:45から冬)
20代の、才能ある演奏は伸びやかで、天才という名にふさわしいテクニック。
カラヤン、ベルリンフィルの紡ぎ出す重厚な演奏に信頼あればこその、堂々たる四季です。
衝撃を受けたのは ムター率いる若者たちの強烈なエナジーとひたむきな眼差しの演奏 これはどこのアンサンブルなのか?
動画には記載されておらず、ネット検索して、やっとわかる。
若者たちのはじけるエナジー、彼らに注がれる女王様の厳しくも愛情こもる眼差し、21世紀のビバルディ解釈。
Mutter Virtuosi Ensemble
(画像お借りしました)
彼女の若手演奏家育成活動の一環として力を注いでいる活動のひとつが、ムター・ヴィルトゥオージの演奏ツァー。
(Virtuosi=イタリア語で「徳が高い」という意味)
ムターのレッスン風景もまた興味深い動画です。
(エジンバラ国際フェスティバル)
何度視聴しても ゾクゾクしちゃう演奏
(画像お借りしました)
ネット社会の恩恵 しかと受けております。
e k 4さん。南風♡さん。Asaras さん。
素敵レシピありがとうございました。
つくれぽを届けてくださったメンバーさんへ~ほんとうにありがとうございました。