エルダーフラワーをもらった。
「よかったらエルダーフラワー、少しだけど持って行ってください。コップ一杯分のサフトができると思います」
と、ここは北欧?と思ってしまうような庭に清楚に咲いているエルダーフラワーを三輪摘んでくださった。感激。
帰宅してすぐ、お花の房をお湯でやさしく洗い、小花だけにして、レモンの皮のすりおろしとレモン汁、粗精糖を煮溶かしたお湯でエルダーフラワーのサフト(Fläderblomssaft)を作った。
スウェーデンではサフトといい、イギリスではコーディアル。
お花などの香りを移したシロップのこと。
妖精(大魔女?)の花遊びの気分で作る。
少しだから長期保存するほどはないので、クエン酸は省略。
冷蔵庫で二晩寝かせ、漉して出来上がり。
ほんのりマスカットのような香りとレモンと素精糖とが溶けあったシロップは、どこまでもやさしい。
ウィルキンソン炭酸で割って飲んだら、ふわ~っと爽やか。
そしてやっぱりどこまでもやさしい。
このシロップって、メープルシロップみたいにパンケーキにかけたら、きっと美味しいんじゃない?と調べてみたら、あら!スウェーデンにあった!
エルダーフラワー風味のパンケーキ(パンカーコル Fläderpannkakor )を焼いてみた。
スウェーデンのパンケーキはベーキングパウダーを入れないから、少し厚めのクレープといった感じ。
レシピを検索して好きな配合のレシピを発見、豆乳を牛乳にして、オイルはココナッツオイルに、生地に加えるエルダーフラワーのサフトを半量にした。
食べるときにサフトをかけるスタイルに変更。
レモンのスライスを添えて、レモン汁をしぼってかけて、あっ!やっぱりこれで私好みになった。
器はすべて北欧のヴィンテージ。
14㎝ の大きさ5枚分
強力粉 25g 薄力粉 15g 塩 ひとつまみ
牛乳 150g 卵 1個 サフト 大匙1
焼くときにココナッツオイルを少々
仕上げにスライスレモンとサフトを好きなだけ
せっかくだからハーブティーを淹れる。バラの代わりにローズゼラニウムを使ったハーブティー
ローズゼラニウムとローズマリーとレモンバームのハーブティーは、ほんのり薄いロゼに染まり、さやかにローズの香り。
パンカーコルは強力粉も使っているから、もちもち。この配合、大好きだわ。
やわらかな香りに包まれたお花のおやつTime.
エルダーフラワー遊びで初夏先取り。ままごと時間。
これで心ニュートラル。
5/18 朝 今年も和歌山・有田の山本勝之助商店からぶどう山椒が届いた。
我が家の皐月の風物詩。今年で三年目。
https://gingamom2015-11-scenicphoto.cookpad-blog.jp/articles/431259
https://gingamom2015-11-scenicphoto.cookpad-blog.jp/articles/511855
https://cookpad.com/diary/2596746
ぶどうを思わせる端正な姿の実山椒。
ぶどう山椒を使い始めたら、もうこれじゃなきゃ!というくらいのクオリティの高さ。ほどよい麻の刺激と若々しくて芳醇な香り。
午前中にお裾分けを配り、午後に実山椒仕事。
一年分の実山椒の冷凍。
まだ未熟の実山椒だから、熱湯でさっとゆでて、冷水で冷まして水気をしっかり拭いてからフリーザーバッグに少量ずつ入れてアルミホイルで包んで冷凍。
少し取っておいたゆでたぶどう山椒で実山椒ハニーと実山椒醤油を仕込む。
一年間おいしく使いますねと農家さんに感謝。
牛肉のしぐれ煮の作り方で有馬煮を炊いたり、最近ではラーメンにも加えるわ、イタリアンにもカレーにもマー活。
ぶどう山椒、お薦めです!
山本勝之助商店
そら豆っておいしいよねといいながら、毎晩そら豆の塩ゆででビールぐびぃ~
そら豆のあのふわふわの鞘のおふとん くるまってお昼寝したいぐらい
はるか昔 古代エジプトやギリシア、ローマでは主食とされていたといわれるそら豆 人間にとって貴重な食材だったのです。
今でもエジプトでは、朝食に乾燥そらまめを壺型鍋でじっくり煮込んだフールが食べられているし、ターメイヤという香草入りコロッケも大人気のストリートフード。
https://cookpad.com/diary/2293340
南北に長い日本列島では九州産のそら豆から始まり、地元千葉、最北上して東北のそら豆と長い間そら豆を味わうことができる。
20日にはちわれファームに並んだ初そら豆。
どこのそら豆よりおいしい!
採りたてでパステルカラーのそら豆色、まだまだ若いそら豆は絶品!
我が家は大抵そら豆は塩ゆでにして食べる。
薄皮に切り込みは入れないで、ゆでたらザルにあけ、鍋にまた戻し入れて乾煎りするという方法。
こうすると水気が飛んで薄皮と実がくっついて、むちっと旨いっのです。
前菜プレートにはチーズで和えて、これまた美味しい。
そら豆の箸置きも毎日出番。
オブジェみたいで気に入っている。
少量使ったので、電子レンジ加熱。
2020年7月に仕込んだ豆板醤がか~な~り!熟成してきてよい塩梅
豆板醤といっても本場の作り方とは違うから、韓国の伝統品のオンギ(甕)入りのコチュジャン~淳昌コチュジャンとかキ・スンド・コチュジャンに似た味わいになる。もっとすっきりシンプルにした醤でしょうかね。
https://cookpad.com/diary/2208281
https://gingamom2015-11-scenicphoto.cookpad-blog.jp/articles/518909
仕込んで10か月、色は深いベンガラ色に変わってきた。
まだまだ二年三年と熟成させようかしら。
とりあえず7月になったら一瓶だけ使おう。
「小泉武夫 食 マガジン」の豆板醤レシピ↯
https://koizumipress.com/archives/14460
今年も少しだけ仕込もうかな。
夫婦二人のお昼ごはんはカレー系一品料理率高し
パクチーわしわし、タイカレーペースト&インデラカレー粉と鶏ひき肉、冷凍セミドライトマト、たっぷり春野菜でドライキーマカレー。
ライスは玄米。玄米もいいわ。
5/13 靄がかかった雨降りの午後 印象派の絵画みたい ミニバラ
見切り処分品(200円だったか?)の名も知らないミニバラを買って、虹色のバラだねと孫娘sの人気ものとなり、十年になる。
5/15 薫風の五月の光線を受けて蕾 ひらく。
やっぱりバラが好き。
見飽きるということがないほど好き。
大きなバラ園に行きたいけれど、予定が合わず。
きっと連日の雨風で、もう、ぐしょんと元気がなくなっちゃってるだろう。
花びら、散ってしまっただろうね。
傘マークばかりが続く五月半ば ダンスパーティー(紫陽花)ひらき始める。
そろそろ梅雨入りですかね・・・☂
ラマンマディラーラさん。レシピありがとうございました。