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三日間で展覧会をめぐるⅡ~国立新美術館とサントリー美術館

2017/12/07 15:55 旅行・お出かけ 趣味

国立新美術館開館10周年 安藤忠雄展 ー挑戦ー  代表作「光の教会」を、原寸大で野外展示場に再現!

と聞けば、そりゃあ行くっきゃないでしょ。国立新美術館!



並ぶことなく入場。国立新美術館ならではの会場の大きさを活かした、安藤忠雄の半世紀近い挑戦の集大成ともいえる、スケールの大きな展覧会に期待感上昇。


プロローグ section1原点/住まいでは、写真・映像・模型・図面・スケッチなど多彩な展示法で住吉の長屋や小篠邸などの作品を追体験、次に野外展示場:《光の教会》の再現へと移動。


突き抜ける冬の青空の下、六本木の高層ビル群の一角に太陽光の十字架がくっきりと在る。いつかは風化し消えゆくのが建築であるからこそ、記憶として人々の心の中で生き続ける建築をつくりたいという安藤忠雄の言葉の説得力を感じる。



section2~section6と会場のスケールはどんどん大きくなる。「すげえー!すっげえぇえーー!」とほんとにつぶやいてしまった。展覧会で、すげえとつぶやいたのは初めてだ。

section5 あるものを生かしてないものをつくる section5の中でもプンタ・デラ・ドガーナ Punta della Dogana の展示にすげー度最高潮。ヴェニスにある歴史的建造物「海の税関」を現代美術館として再生したプロジェクトが、巨大な木模型・スケッチブック・作品映像などで紹介されている。特に建設工事タイムラグ映像に目が釘付けにされた。私の脳裏には、若き安藤忠雄が感動したという重源プロデュースの東大寺再建や極楽寺浄法寺の、12世紀後半の建設工事がだぶって映し出された。建築家がいて、それを具現化するために多くの人々が労働し、その建築物を愛おしみ訪れる人々が織りなす壮大な物語を、すげーと思うのだ。

熱く見終わり出口のショップに山積みされている真っ赤な本が目に入った。老若男女が次々とレジに並んでいる。安藤忠雄の直筆のスケッチとサイン付きの分厚いカタログ。これで1980円だなんて信じられない。私も気に入ったスケッチを選んで、レジに並んだ。カタログに至るまで、すべてにおいて妥協のない完璧な安藤忠雄プロデュースの展覧会だった。



http://www.tadao-ando.com/exhibition2017/

ずしりと重いカタログを抱えて美術館の外へ出る。ざわざわと風が木々を揺らし、色づいた葉が地上に落ちる。


葉が舞う空を見上げながら人々が行き交う。地上の落ち葉はカサカサ乾いた音を立てる。私は立ち止まって人の流れを眺める。


それから東京ミッドタウンにあるサントリー美術館へと向かった。


さすが東京ミッドタウンはお洒落で、クリスマスムードの演出も小洒落ている。



近づいてみると木のサンタクロースのオーナメント!いくつあるのかしら?




ほっこりあったかいクリスマスムードに浸りながらエスカレーターで、ガリレア三階へ上がる。


セーヴル、創造の300年 ”マリー・アントワネットから草間彌生へ”

サントリー美術館 六本木開館10周年記念展。


最初におおお!と名品・マリーアントワネット縁の展示品に迎えられる。1740年、パリ東端のヴァンセンヌに誕生した軟質磁器工房が、フランス国王ルイ15世の庇護を受けてパリ西端のセーヴルへ移転し、王立の磁器製作所となったのがセーヴル。セーブルの名品が、年代順に展示される。特に18世紀の磁器が個人的には好み。金彩の重厚さと優雅で気品に満ちた絵付けの磁器にうっとりしっぱなし。

第3章 20世紀のセーヴル~アール・ヌーヴォーとアール・デコ~の展示では、一部撮影OKのコーナーがあり、ゆったりとした空間で撮影も楽しめた。


作品《ダンサー》はテーブルセンターピースということだ。作品をセッティングしたテーブルセッティングをぜひとも展示してもらいたかったなぁ。





第4章 現代のセーヴル~ゴーティエの時代、現代の芸術家との協力~で異彩を放っていたのが草間彌生作品《ゴールデン・スピリット》2005年



カッコいポーズの彫像に何を想像するかは自由。

まさに ”マリー・アントワネットから草間彌生へ” というセーヴルの歴史に酔った時間だった。

最初にわわわと感激して見惚れたのがこの作品。

マリー・アントワネットのための乳房のボウル《ランブイエの酪農場のためのセルヴィスより》1787-88年

様々な風説のあるボウル。フランス革命が1789年。それを想像するとまた別の見方もできる。諸行無常・・・怖い絵ならぬ怖い磁器?



http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2017_6/

ああ、満ち足りた時だったな。時刻は午後4時前。

レストランではランチタイムが終わり、ディナーの準備を始めている模様。さて帰ろうかな。


そして懲りずに翌日も上野公園まで展覧会へと出かけたのだった。展覧会三昧の日々。


最近諸事情から時間がなく、ブログに伺う時間が取れずに失礼しております。ゆっくりと読ませていただきたいので、もう少ししたら伺わせてもらいます。ごめんなさい。

自分のブログ内容も時間が少し経ち、記憶が!薄れている・・・こわっ!

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